めいっぱいジャッキアップしてリジットラックに載せる。
ガレージジャッキは防水ではないのであまり濡らしてはいけません。
洗浄前にエンジン洗浄液をスプレーし、少々時間をおいて洗浄機でドロドロを落とす。
エンジンルームは以前洗浄しているが、下回りはまだかなり汚れており、油脂類が漏れたときに分かりにくいので綺麗にする。
エンジン搭載は一通り終了したので、ボディ下回りの洗浄と試運転です。
と言っても一度走行しているし、調整のためエンジンはそれなりの回しているので問題ないとは思うのですが。
いよいよ試運転。
この手の車は油脂類が全く漏れないというのは難しいので、にじむ程度は上等の部類。
パワステオイルの漏れは完全に止まったはず。
イグニッションを回す。
アイドリング時のエンジン回転数は丁度1,000/rpm。
ギアをドライブに。
エンジンが暖まるまでゆっくりと走行する。
エンジンはゆっくりと回転を上昇させた方が分かり易い。
ばらつきは無く、定走行でも安定している。
暖まったら加速を確かめてみる。
確実にエンジンが軽くなったのが体感できる。
何よりも、アクセルを戻したときに回転の戻りが早くなった。
レスポンスが上がった。
エンジンの振動はマウントが吸収しているので騒音もかなり変わった。
走行時の振動もマウント効果が現れている。
交換したパーツ代は高かったけど、金額に見合う効果は十分に達成できた。
エンジンパーツとマウントで約27万円。
ハブベアリング類で約10万円。
計37万円。
高いか安いか微妙なところ。
国産車なら1/3〜1/5程度。
テスト走行時間は約50分。
予想を上回る満足な結果でした。
なんかかっこよくなったかも・・。
意外と良いかも
画像だと分かりにくいけど見た感じはかなり変わった。
モール交換は妻の希望。
完 了
たかがバンパーモール交換も作業は面倒。
バンパーの内側に小ネジがあるので結構上げたり下げたり。もちろんジャッキアップでも出来ますが・・。
リフトアップ
センターバンパー、交換前
曇ってる・・
ん〜ん〜、粗末だ。
アルミステー
このバンパーはフックに引っかけているだけ、かなり粗末な構造。
欧州車はこんなもんです。
サイドバンパーを外す
SAABのバンパーモールは品質が悪い。数年で曇ってしまう。
綺麗なシルバーから小汚いグレーへとイメチェンしてしまう。バンパーは3分割モールは4本使用する。
当然バンパーを外さなければならないが、小ネジが多いので意外と面倒。
バンパーモール交換
いろいろなピストンのサイズに合うようになっている。
使用頻度は少ないので三流メーカーのもので十分。
といっても全く問題のない品質。
ピストン圧入器
何もすることなく、外したものをまた取り付けるだけの無駄な作業。
圧入器を使用してローターが入るくらいまでピストンを戻す。
ピストンの圧入
ニューパーツを確認したらハブだけ注文して肝心のベアリングが無かった!
パーツの分解図を見てベアリングと思いこんでしまったらしい。
キャリパーを外し、ハブナットを緩めてから分かった。大失態だ。
明日ベアリングを注文しなければ・・・。
柔らかなプラスチック製。
ポヨポヨです。簡単に変形する。
サイドバンパー
片方完成。
綺麗なパーツは○○いい!
完 成
ローターカバーを忘れない。
忘れるとまたハブを抜かなくてはならない。
ハブの圧入
内側だけを押したらベアリングは使い物にならなくなるので注意。
ハブを圧入するときは
同じくプレスでベアリングを押し出す。
ベアリングの前後にサークリップがあるので忘れずに外す。
ベアリングを抜く
こんな感じで抜ける。
抜けたハブ
ハブだけをプレスで押し出します。
押し出し!
スペーサーに載せます。
プレス!
こんな感じで。
挿入後
強度が必要なので・・
完 成
これにブレーキローターが付いてます。
外したハブ
アッパーアームとボディの間にスペーサーを挟んでます。一時しのぎで木製で制作しました。
ハブを外す
ついでにブレーキパッドも交換してしまいます。
キャリパーを外す
部品が届いたのでやり残していたハブ&ベアリングの交換です。
C900はハブの取り外しが大変です。
スプリングでロアアームが下方向に伸びっぱなしになるためです。
急遽スペーサーを木製で作成して何とか済ませました。
ジャンパーコード
パーツリストではポテンショメーターとなっている。
「Check Engine」が時々点灯し、アイドリングが一定にならない。
加速時も何となくぶれがあるような感じがある。
やはりアイドリング調整が必要、当たり前か!
サーブのハブの整備は本当にやりにくい。
あとは取り付けするだけ、古いパーツは思ったよりもひどくなかった。
でも、あと10年くらいは乗りたいので良しとする。
十分に暖機運転を行い、AC負荷を掛けない状態で調整を行う。
スロットルスイッチを閉じた状態(コネクタにジャンピング用のコードを付ける)
テストターミナル線のアース。
エンジン停止状態
この状態でスロットルスイッチを回転させてスイッチが「カチッ」という箇所で固定する。
同時にキックダウンワイヤーの調整も行う。
これでアイドリング回転数が850rpmになれば良い。
ならない場合、さらなるチェックと調整が必要だけど、とりあえずこれで走行テストを行ってみる。
約30分走行。
チェックランプは全く点灯しなくなった。
信号待ちでのアイドリングも安定しているし、問題ない感じ。
しばらくこれで様子を見ることに。
アイドリング調整の方法は過去に手に入れた、○○自動車のメカニック用の「サービスインフォメーション」を見て行った。
少々古い資料だけど、基本的に変わっていない。
ハブとローターカバーの間に挿入。
挿 入
特殊工具?
プレスでハブを抜くときに使うスペーサー。
SVXのローターを加工。
モールは板バネで突っ張っているだけ。ん〜んお粗末。
バンパー内側
← SAAB TOP
← SAAB TOP
空港で測定機器搭載のSAAB。
車体本体だけだと400万ちょっとくらいか。
左ハンドル「8」ナンバー。