ドライブシャフトを抜くためにタイヤまで外したけど、止めました。
神経を使う作業が億劫で・・・。
昨日一人で車体を移動したり、エンジンを移動したりしたので非常に疲れた!
しばらく土曜日も仕事だったので進捗もいまいち・・。
GW前には終わると思っていたのに。
たぶんGWの前半には終わると思うけど、他に何事もなければ・・。
早くボディーに載せたかったけど、今日は集中力が無い感じなので次回に延期。
積載待ちのエンジン
ボルトを仮止めしたあとしっかりと固定する。
完 了
マウントのボルトにピッタリと設置するように微調整しながら下ろす。
ほんのわずか浮いている程度の時にボルト合わせをすると後が楽。
もう少し・・
少ーしづつ下げて注意深く下ろす。
エンジンマウントに正確に設置するように。1cmのずれも不可。マウントのボルトが付けられません。
挿入!
前後左右を水平になるように吊り上げます。
吊り上げ
実は一度で搭載は出来ませんでした。
吊り上げたときにエンジンを水平に保っていないとボディーのあちこちに接触して搭載は出来ません。
吊り上げ
スプリングポンプレッサーでスプリングがストラットから浮き上がる程度まで圧縮する。
そうしなければハブを外すことが出来ない。ただし、専用のスペーサーを挿入していればその必要はありません。
スプリングを縮める
エンジン搭載の日がやってきました。 搭載前にドライブシャフトを抜かなければなりません。
ドライブシャフトを抜くにはスプリングを縮めなければハブは外れません。なので非常に面倒です。
今日はちょっと風邪気味なのでエンジンを載せるだけにします。
マウントを新しくするとエンジンの振動の吸収、位置が正常になるのでボディー側の各リンクに負担が掛からないので効果は大きい。
エンジンルーム
左右2カ所。エンジンは3点で支えられており、あと1点はエンジンのミッションに付いている。
マウント取り付け
ちょっと見にくいですが、左が新品。
高さが全く違います。
エンジンを外したときは真っ平らだったので若干戻ったようです。これだけ平らだとエンジンの振動は直接ボディーに伝わる。
新旧マウント
今日はエンジンを載せようと考えていましたが、気分的にいまいちだったのでエンジンマウント交換だけにしました。
これが趣味の良いところ、日程に義務感がないのでお気楽にやれます。
簡単ですが、パーツ代は約9万円といっちょまえです。
エンジン搭載してからがもっと大変です。ホース類の接続、配線、ギアのリンケージ、ドライブシャフト接続、パワステオイルの注入などかなりの作業があります。
慎重に正しく行う必要があります。
途中から人の薦めで使用してみたエンジン洗浄剤。
水溶性なので薄めて使うことも可能。
原液で使用するとドロドロ油や、アルミホイルの裏に付いたカーボンの汚れも良く落ちる。
ブレーキクリーナー違ってすぐに乾燥しないので使いやすい。
エンジン洗浄剤
パワステオイルがかなり抜けていた。
やはりすぐに交換した方が良さそうなので早速交換。
新品ではなく、部品取り取り車から調達。
部品取り車の方が年式が新しく、使用期間も短いので程度が良いのだ。
パワステホース交換
点検は全て済んだ。
バッテリーも設置した。
イグニッション ON!
メーターランプは正常だ!
セル ON!
・・・・
・・・・・・・・
「ブロロ〜ン」
よしかかった、オイルが回るまで回転は上げない。
しばしアイドリングのままで数分・・・。
一旦エンジン停止。
オイルチェック。
オォ、若干減っている、1L追加。
再びエンジン始動。
今度はすぐにかかった。
タペット音が変わった。
オイルが全体に回り始めた。
アイドリングも安定している。良い調子だ。
クーラントを追加。
今度はしばらく回し続ける。
安定したままだ。
水温が安定したら軽くエンジンを吹かす。
以前に比べると随分スムーズになった。
振動もかなり軽減された。マウント交換の効果が確実に現れている。
排気音もなかなか良いGood!!
漏れが完全に止まっている。
エンジン停止して、車体をリフトアップ。
油脂類の漏れを下から確認する。
パワステオイルが若干漏れている。
交換していないホースだ。
しかし、緊急性は無いようなので交換するまでこのままでも問題は無い。
次回、細部の調整を行っていよいよ走行を行う。
あっ!! ボンネットがまだだった。
やっとエンジン始動までこぎ着けました!
作業量はそれほどでもなかったけど、期間だけはいっちょまえにかかった。
エンジンはかかるだろうか? なんて心配はいらない! 一つ一つ確実に行ってきたはずだ。
始動するか否かの問題ではない。これから長き渡って乗り続けることが出来るかどうかだ。
エンジンはかかって当たり前。安定してスムーズに回転し、レスポンスが良くなければならない。
油脂類はパワステオイル、エンジンオイル、ブレーキオイルなど。
エンジンオイルは意外と抜けていた。
4L追加した。
クーラントと油脂類
配線とクーリングホースの接続。
配線とホースの取り回しは結構複雑。
綺麗にレイアウトすると無駄がない。
配線とクーリング
大きな作業はもう残っていないけど、細かい作業は意外と時間が掛かる。
あと1日で完了するくらいかな?
あとわずかだけど・・
エンジンが乗っかると車体が水平になった。
でも、まだでハブベアリングの交換が残っている。
夏タイヤ
ダブルウィッシュボーン。
ショックはビルシュタイン。
キャリパ
ブーツにはモリブデングリースをめいっぱい入れる。モリブデングリースは加重のかかるところなどに用いる。
バイクのスイングアームもこれ。
ドライブシャフトジョイント
今回は下回りの接続を行います。
1.ミッションのリンケージ (一番はじめに行う、手が入らなくなるので)
2..ドライブシャフトの接続 (ジョイント部はモリブデングリースをたっぷり)
3.パワステポンプとホースの接続。 (先に行わないと手が入らなくなる)
4.ブレーキキャリパの取り付け (キャリパのボルトはネジロック材を忘れずに)
5.ブレーキホースの接続。 (ブレーキオイルは 後で油脂類をまとめて行う)
6.マフラーの接続。 (溶接部から若干漏れがあるようなので溶接を行う)
来月からガソリンが値上げされるかもしれない。
SAABには燃料があまり入っていない。
入れてこよう。 でも試運転無しで走っちゃって大丈夫か?
多少高くても一番近いスタンドに行こう!
あわててボンネット付けた。 取り付けは2分で付けられる。実際に。
片道約500メートル。道路に出た。
おぉっ!! 静かだ!! 振動が、振動が無い!!
妻が言う。「サーブの一生懸命走っている感じが気に入っていたのに・・」
加速もスムーズで心地よい。
これほど変わるとは思わなかった。
走っているうちにパワステのエア抜きも出来ちゃったみたい。
ガソリン満タン(ハイオク)と、ついでに携行缶×2個入れてしまった。
パーツはいちいち洗浄しながらやっているので時間が掛かる。
レストアをしているような気分だ。
せっかく分解したのでやらなければもったいない。
清掃や洗浄は寿命を延ばし、異常があっても発見しやすいし、整備も楽になる。
エンジンマウントを交換したらシフトレバーの動きが変わった。
マウントがへたるとエンジンが下がり、ギアリンケージやホースの負担も増すので重要なのだ。
マウントのブッシュがエンジンの振動を吸収し、車体の負担も軽減される。
← SAAB TOP