耐熱塗装どす。
ピカピカどす。

エキパイ塗装

嵌め込んでから軽くボルトを締める。
本締めは次回。

シリンダーヘッド

新しいパーツは気持ちがいい!
ガスケットでも同じ。
すばらしい!

NEWヘッドガスケット

ひどすぎる!
完全にヒドロだ。結構出てくる。
信じられない。

どろどろ〜

シリンダブロックのメクラを外した状態。
ヘドロがぎっしり。
これじゃ冷却水が流れない。

ヘドロ・・!

カーボンがすごい。
クリーナーで落とす。
カムは外さないでこのままで。。

ヘッド側

シリンダヘッドは意外と簡単に外れる。
ガスケットの跡を綺麗な面にする。

ガスケットは結構傷んでいた。
交換して正解!

シリンダ側

ボルトは両側から少しずつ緩める。
かなり大きなトルクなので差し込み角12.7のソケットを使用する。

外した状態

最も重要なヘッドガスケットの交換。
難しくはないけど、非常に神経を使う作業。

シリンダーヘッド脱着


ミッションを除く殆どのガスケットを交換終了。
汚れも落ちてスッキリ! パーツもピカピカ! 消耗パーツも殆ど交換終了。
これで生き返るか!?
エンジンはこれで終了。次ははボディー側。

完  成!

結構複雑。
記憶に残ってないので、写真を見ながら・・。

ホース類

車体に乗せてからじゃ大変なのでセッティングしておく。

ベルトの張り調整

これも規定トルクで締め付け。

インテークマニホールド

ステーを取り付けないとパワステポンプが付かない。

エンジンマウントステー

パワステポンプ、テンショナなどを取り付け。位置が複雑で分かりにくい。

オルタネータなど

トルク22Nm。トルクレンチで。

カムカバー取り付け

気分を変えて反対側の作業。

エキマニ

ベルトは2本掛け。
エンジンらしくなってきた。

プーリー取り付け

新品に交換。これであと10万キロは走れる。
パッキンと液体ガスケットを併用。

ウォーターポンプ

フライホイルを固定して規定トルクで締め付け。

クランクプーリー

規定トルクで締め付け。

タイミングチェンテンショナ

パッキンとシールを交換。
ボルトは対角線で締め付け。

オイルポンプとクランク角センサ

シリンダヘッドを取り付けたら後は簡単です。ただ組み立てるだけ。
ヘッドやカムカバーはボルトの締め付け順と規定トルクで丁寧に行えばいいだけ。
残り作業は簡単だけど細かいのでちょっと面倒。

組み立て作業

70度くらいの温度で洗浄。
ホース類はビニール袋で保護し、洗浄機で丁寧に洗浄。

洗浄後

オイルと泥、漏れた不凍液でドロドロベタベタ。十数年の汚れが溜まっています。

エンジン外した直後

ボディ側の残りの作業は・・・、結構ある。
ウォーターバルブの交換、ダッシュボードの裏側にあるので室内側のインパネの下側を全部外さなければならない。
ハブベアリングの交換とアウターブーツの交換、基本的に国産車と要領は同じだがサーブは車体を上げるとストラットが力一杯下がってしまうので、スペーサーを挟んで下がらないようにしなければならないが、エンジンがないので車十が軽くて下がらないので挟むことが出来ない。そこでスプリングコンプレッサーを使いスプリングを縮める。
何ともやっかいな足回りでやりにくい。

エンジンルーム洗浄


億劫だった室内側の作業も完了した。
普段出来ない箇所の脱着だったので掃除も出来たし、完全にへたっていたラバー類やスポンジも全て交換できた。

後はエンジンを載せるための準備。

ハブ部分をストラットからを外さなければならない。

それとエンジンマウントダンパー交換。

それでやっとエンジンを載せることが出来る。

ボディーをガレージに

あと少し

ここまで取り付けると運転には支障ないのでコンソールはエンジン設置後に設置する。

ハンドルの仮付け

ダクトやパネル取り付けの方が手間が掛かっているような気が・・。

ダッシュ下部パネル

トルクス数本で固定されているが見えにくいところにあるので作業性は良くない。

エアダクト

タイヤをまっすぐにしておくと後が楽です。

コラムケージ取り付け

イン・アウトで大きさの違うOリング2個を使用する。もちろん新品に交換。

ウォーターバルブとの接続

ウォーターバルブとヒーターコアは部品取り車から調達。かなり程度が良かった。

ロアセッション

ベアリングとシャフト、リテーナーを交換。動きがスムーズになった。

交換後

ハンドル側に付いている。
まだ使えそうだけどプラスチック製なので交換。

リテーナー

外周はゴム製。ニードルベアリング。
左が外したもの。あまりにお粗末。耐久性は考えていないのか。

ベアリング

上が外したシャフト、下が新品・・なのに錆が・・。古いシャフトのベアリング部分が完全にすり減っているので使用不可。

シャフト

シャフトを回すとシャカシャカと音がする。

ハンドルを外す

中にシャフトが入っている。

コラムケージ

ステアリングシャフト。網(コラムケージ)のようになっているのは衝撃時に縮まるようになっている。シャフトはその中、同じように縮まる。

これからが大変

ヒーターコアの銅管はウォーターバルブに接続される。

ウォーターバルブ接続

奥にはヒーターコア(熱交換機)が見える。

手前はステアリングシャフト

エンジンのウォーターポンプ→ウォーターバルブ→ヒーターコアの順にクーラントが流れる。ウォーターバルブは室内温度調節に使われる。

ヒーターコア

ウレタン製。ボンネット側から左右ボルトで固定されている。知識無しで外そうとするとまず発見できない。パネルの次にダクトを外す。

ダッシュボード下部パネル

ダッシュボードの下側を全部外さなければならない。ねじ類は全てトルクス。

これからが大変

悪いのはエンジンだけではない。ウォーターバルブ、ステアリングシャフトとベアリングも寿命が来ている。
国産車ならステアリングのベアリングが壊れることは滅多にないと思う。
ところがC900は例外なく壊れている。ベアリングが壊れるとシャフトが削れてしまう。
これらはインパネの裏側にあるのでそっちの方が大変なのだ。

ボディー側パーツ交換@


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