複線図が正しければ、考えることなく図面通りの接続で良いのだけれど、一カ所の接続部にたくさんのケーブルが集まると、図面通りと言ってもややこしい。
慎重に確認しながら一つずつ作業を行うしかない。
今回はミスもなく正常に完了した。
作業時間約4時間。計画的に図面通りに行ったので図面無しで考えながらやるよりは早かった。
プロなら半分以下の時間だと思う。プロは木製のスイッチボックスは作りませんが・。
ガレージの増築をしたので、電気の配線工事をします。
ガレージのサイズは1.8×5.4m。
配線は計画を立てて、図面を書いてから施工すると無駄がなくなります。
本来は設置する必要はない、が、無いよりも安全なのと、異常があったときに増築分だけを切断出来るので点検時に便利。
20Aブレーカー
外照明器具用。
高所壁コンセント
先にコンセントを付けてはいけない。ケーブルを接続してからコンセントを壁に設置する。
壁コンセント
手製には見えないスイッチボックス。作る人もいないと思うけど。
壁に設置
簡単な配線なので・・。
本当はもっと簡単にできるんだけど、教科書通りにやってみました。
OKですね
一応こうする決まりなので・・。
接続部
接続本数が多い場合、このようにする。
この後、ビニールテープで絶縁する。
5本接続
複線図通りに接続
複線図のように接続部は2カ所あり、各器具からのケーブルを集める。
ケーブル接続部
物置なのでコンセントは必要ないと思うんだけど、一応・・。
壁コンセント
親子スイッチなので「3路」スイッチを使う。1から3までの番号が記載されているのですぐ分かる。
裏 側
塗装してスイッチを付けてしまえば木製に見えない。
いいかんじ
2×4材を使ってスイッチを埋め込む。
木製は本当は良くないと思う・・。
スイッチボックスを作る!
いよいよ配線工事。
配線工事をする場合、どこから手を付けたらいいのか?
1.器具やコンセント、スイッチ、接続部の位置を決めておく。
2.各器具毎にケーブルの長さを出して切断する。
3.器具にケーブルを取り付ける。
4.機具類を設置する。
5.ケーブルを接続する。
工 事
複線図から材料の数量を拾い出す。
図面にはないけど、コンセントを3個付けることにした。
プラス外用にセンサ付き照明を追加。
このほかに、接続ボックス、VVF1.6×2、
VVF1.6×3を用意する。
VVFケーブルは2年前の2倍くらいの値段になってしまった。
2灯式を2基設置。
コンセントなど
蛍光灯
実際に施工する場合は、蛍光灯・スイッチ・コンセント・接続ボックスなどの位置を決定してから配線を行います。
ケーブルは全てVVF1.6を使用します。
殆どは2線ですが、接続ボックス間と、各接続ボックスからスイッチ間を3線のケーブルを使用します。
この場合のスイッチは<3路スイッチ>を使用します。
線同士の接続は全て<接続ボックス>で行います。
ケーブルの単位
接続ボックス
配線図(複線図)
「増築分」に照明2基、スイッチを2カ所、コンセントを2カ所設置します。
※スイッチは、外から入るとき、既存ガレージ側からでもONとOFFが出来るように親子スイッチにします。